計画を立てっぱなしになっている人におすすめ!勉強計画を実行する秘訣を5つ紹介!

みなさんこんにちは!ライターの庄司です。

語学学習をする上で、「勉強の計画を立てたけど、なかなか続かない…」という方は多いのではないでしょうか?以前は計画の立て方を紹介しましたが、今回は実行編です。

この記事では、計画を実行する上でおすすめの方法を、勉強の前・中・後に分けて紹介していきます!普段私が使っているスプレッドシートも紹介しているのでぜひ参考にしてみてください!

勉強を始める前に

まずは勉強を始める前の段階から見ていきます!ここでのポイントは大きく3つあります。

1.今日やることを確認する

私的にこれがかなり大事だと考えています!「1日のやることを確認」というのは、寝る前に翌日することを確認して、何時にどれくらいやるのかイメージするということです。寝る前ではなくても、起きてから勉強に取り掛かる前に確認するのでもいいと思います。

いずれにせよ「今日はこれをするんだ!」ということをしっかりと把握することで、なんとなく勉強を始めるよりも目的意識が強いので集中力も上がりやすくなります。

そして、ここで大切なのが抜け漏れがないようにすることです。特に複数の教材を使って勉強されている方は要注意です!私の場合ですが、「1日のやることが終わったと思ったのに、実は終わっていなかった」というとき、もう1度集中しようという気が起こりにくいので、抜け漏れがないように意識しています。

また、もし計画を立てたときと状況が変わり、予定していた分量ができそうになかったら思い切って減らすことも大切です。減らした場合は、予備日 (勉強する予定が無い日) で調整するか全体的に計画を見直しましょう (予備日については下記の記事を参考にしてみてください!)。

「続けられる勉強計画」とは?実例とともに3つのポイントを解説!

2.周りの環境を整える

周りの環境を整えることも集中する上で重要なポイントです。例えば、いろんな教材が煩雑に置いてある机だと目に入るものが増えて気が散ってしまうかもしれませんし、音楽がないと環境音が気になってしまうかもしれません。

ぜひみなさん自身で普段自分が集中できるのはどんなときかを思い浮かべて再現してみてください!ちなみにカフェで勉強するのが好きな私は以下のようなことを主にしています。

  • 机の上はその時間勉強するものだけ置く
  • 飲み物を用意する (コーヒー, 水など)
  • 音楽をかける (K-POP, C-POP)
  • タイマーをセットする

音楽は邦楽や洋楽だと歌ってしまいそうになるので、勉強中にかけるのはK-POPやC-POPが多いです(笑) 気分によっては何も聴かないときもありますね。近頃は感染対策のため外で勉強することがめっきり減ったので、できるだけ家でカフェ空間を再現できるように意識しています。

3.自分の集中できる時間を把握する

勉強を始める前の最後のポイントは、 集中できる時間を把握しておく ことです。1時間ずっと集中できる人もいれば、30分で区切ってしたほうが集中できる人もいるように、人によって集中力はまちまちです。ですから自分が平均してどれくらいの時間集中力を保てるのかをイメージしましょう。ここで注意すべきなのは、最長ではなく平均の時間だということです。

もちろん、心身のコンディションや気分が良いときは2~3時間一気に集中して勉強し続けられるかもしれませんが、普段からその状態に合わせてしまうと疲れやすくなってしまう可能性があります。私自身、頑張りすぎるとそこで燃え尽きてやる気がなくなってしまうことが多々あるので、できるだけ一定のペースで勉強するようにしています。

最後に時間を区切る例を紹介しておきますね。大学の講義が90分であることを参考に、長くても1セット90分を目安にしています。またこれは、2セット以上する前提の例なので、1セットだけであれば最後の休憩は省略して大丈夫です!

  • 60分:25 (勉強)、5 (休憩)、25 (勉強)、5 (休憩)
  • 70分:30 (勉強)、5 (休憩)、30 (勉強)、5 (休憩)
  • 80分:30 (勉強)、10 (休憩)、30 (勉強)、10 (休憩)
  • 90分:35 (勉強)、10 (休憩)、35 (勉強)、10 (休憩)

勉強をしているとき

続いて、いざ勉強をするときのポイントです!ここで最も大切なのが、 決めていた時間通りに始めてみる ことです。ここで障壁となるのが、やる気が起こらないことです。

やっぱりやることが決まっていたり、勉強する環境が整っていたりしても、勉強する気が起きないときってありますよね… そんなときは無理に机に向かう必要はありません。まずはスマホのアプリや音声の聞き流しなど、机に向き合わなくてもいいものから始めてみて、少しずつやる気を上げていきましょう。意外と始めたら何とかなることが多いと思います。

また、無理に机に向かわなくてもいいと言いましたが、とりあえず机に向かってみるのもやる気を起こす1つの手です。「ちょっとでも進めてみよう」「5分だけでもやっておこう」というような気持ちが大切です!

そして、やる気があるものと順番を入れ替えるのも効果的です。あらかじめ決めていた順番に気が乗らない場合は思い切って順番を変えてみましょう。全て計画通りにする必要はないので、自分の気持ち的に楽なものから始めてみてはいかがでしょうか?

私は身体が重たくて机に向かいたくないときはスマホでDuolingoをしたり、YouTubeで好きなアイドルの動画を字幕付きで観たりしています。机に向かってする勉強が全てではありません。どんな方法でもいいので勉強している言語に触れ続けてみましょう!

勉強が終わったときや1日の終わりに

最後に、勉強が終わったときのポイントです。私がおすすめするのは、終わったことにチェックをつけたり時間を記録したりすることです。私はテキストで勉強する際は画像のように日々の記録をしています (DuolingoやYouTubeは特に計画してやっていないため記録はつけていません)。

勉強記録

このように記録をつけるのは、ずばり、達成感を味わうためです。やっぱりできたことを可視化することで「わあ!自分ってこんなにできたんだ!」という気持ちになれますし、自信もついてきます。

また、私は画像のようにスプレッドシートで管理しているのですが、勉強が終わったときに記録することが多い項目は以下の通りです。

  • チェックボックス
  • 取り組み日
  • 取り組み時間

チェックボックスは1つ1つステップを踏めている感じがありますし、日付や時間は「この時期はこれくらい勉強していたな」と後から振り返りやすくなります。特に時間をつけておくと、テキストが1冊終わったときの合計時間をsum関数で出せ、より達成感を味わえるのでおすすめです!

そして今回、私が普段使っているスプレッドシートを一部抜粋したので、ぜひコピーしてみなさん自身でカスタマイズしながら使ってみてください!一番最初のタブにコメントで項目の説明をしています。

学習管理スプレッドシート

まとめ

さて、今回は勉強計画を実行に移すためのポイントを紹介してきました。最後にもう一度振り返っておきましょう!

勉強を始める前

1日のごとにやることを確認する
周りの環境を整える
自分の集中できる時間を把握する

勉強をしているとき

決めていた時間通りに始めてみる

勉強が終わったときや1日の終わり

終わったことにチェックをつけたり時間を記録したりする

最後になりますが、計画通りにできたときはたくさん自分を褒めてあげてください!そして、もしできなくても自分を責めずに、次はどうしたらいいかを前向きに考えていきましょう!